イラン西部チャシュミーダル村の住民が、イラン暦新年を迎える独自式典を開催
2月 26, 2022 18:44 Asia/Tokyo
イラン西部コルデスターン州のチャシュミーダル村の人々は、イラン暦1月1日に当たる春の到来まで残り1ヶ月をきった中、クルド民族独自の音楽を演奏するなど伝統的な行事を行うことで、ノウルーズと呼ばれるイランの春の新年を祝います。
チャシュミーダル村は、州の首都サナンダジからおよそ130キロから離れた観光地オウラーマーナートに位置しますが、地理的な理由でコルデスターン州の他の地域より気候が暖かく、植物も比較的早く芽吹きます。
国際通信イランプレスによりますと、チャシュミーダル村の人々は、植物が芽生え、自然の生命が再生するときに、新たしい年の到来が告げられると信じています。
この村の人々は、今年も例年通りに様々な伝統的式典を行いました。この式典で、住民が互いの友好と統一の象徴として一斉に地方独自の衣服を見に着ける様子は、この行事の美しさを倍増させています。