イラン中部イスファハーン州で盛んな更紗用の木型制作は、800年以上の歴史を有しています。
この手工芸はイラン人が生み出した興味深い芸術の1つで、今から500年ほど前のサファヴィー朝時代に最盛期を迎えていました。それは、当時この製造品の需要がより高かったことによります。
更紗制作にはいくつかの作業工程がありますが、その最初には図柄が刻まれたスタンプや型が必要となるため、まずは型の準備から作業が始まります。
プリント型の製作には、成形がしやすく耐久性が高いことから、梨の樹木が比較的多く使用されています。
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