イラン大統領、「イランはシオニストや覇権主義の陰謀を退けた」
May 30, 2016 22:27 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「今日、イランはシオニストや覇権主義がイラン国民に対して企てた陰謀を退けた」と語りました。
ローハーニー大統領は３０日月曜、イラン北西部・西アーザルバイジャーンのウルミーエの人々を前に演説し、イランの各民族の団結の維持を強調し、「イランは、イスラム国家において様々な民族の間に差別を設けることを許さない。なぜなら、全ての民族は、イランというがっしりした木を構成する枝であるからだ」と述べました。
ローハーニー大統領はまた、地域の情勢不安や過激主義に触れ、「イランでは、現在の治安や安定は、最高指導者の慎重な指示や治安部隊のたゆまぬ努力によって最良の形で樹立されている」と述べました。
さらに、イラン経済の繁栄と雇用の創出の必要性を強調し、「これに関する政府の第一の歩みは、敵が制裁によってイランの輸出や経済の繁栄の道を遮り、イラン国民に対し閉ざしていた扉を開き、制裁を解除させたことだった」と語りました。
