ノウルーズ特集;ノウルーズ期間のイラン人の祝祭(6)
3月 27, 2022 15:04 Asia/Tokyo
イラン北部にも同国の春の新年・ノウルーズを祝う様々な儀式があります。その一つに、この地域に住むギーラク民族による寸劇「アーフー・チャレ」(草をはむ鹿の意)があります。
この劇は3人で行われ、様々な物を使って鹿の頭を模したものを作ります。それに角をつけ、草花をその角にかけます。また、鈴をかけ、それを木の先端に取り付けます。
鹿役の人は頭から体全体を覆うように布の袋を被り、その中から先ほどの木の棒を手に持ちます。そして、あとの2人とともに地元をくまなく練り歩き、この寸劇を披露したり、詩の朗唱をしたりして、春の到来を告げ、人々からノウルーズのお祝い金であるお年玉をもらうのです。
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