イラン石油相、「OPECプラス会合は原油価格に影響」
3月 28, 2022 17:41 Asia/Tokyo
イランのオウジー石油相が、「OPECプラス会合は確実にこの先数週間・数ヶ月の原油価格に影響を与えるだろう」と述べています。
OPEC石油輸出国機構の加盟国に非加盟の主要産油国が加わった「OPECプラス」の第27回会合は、今月31日に実施される予定です。
原油価格は現在、世界の政治動向などが影響して1バレル120ドルを超えています。
オウジー石油相は28日月曜、イルナー通信とのインタビューで、「OPECプラス会合の実施は大きな重要性を持つ。参加諸国の意見交換により、全ての石油輸出国にとり利益となる良い決定がなされることを願う」と述べました。
ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦が開始から1ヶ月以上経つ現在も続き、さらに先週にはサウジアラビアの石油施設がイエメン軍の攻撃を受けたことから、世界市場における原油価格は顕著な上昇を見せています。
サウジはこれらの攻撃後に、石油市場のバランスに対して負うべき責任はないとしており、原油価格はこの立場表明により世界中で値上がりしました。
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