ノウルーズのクルド民族音楽祭；イラン諸民族の芸術の顕示

イラン西部コルデスターン州バーネ市にて、国内の複数のクルド人居住地域からの12の団体の参加により、3日間の予定で第4回全国クルド民族音楽祭が開催されています。

国際通信イランプレスによりますと、バーネ市ではイランの春の新年・ノウルーズの休暇を利用しての旅行客や観光客数百人が、クルド人のこの文化芸術イベントを見学しています。

イランの音楽史の一部は、郷土音楽や民族音楽が占めており、それぞれの地域の郷土音楽は、その地域の人々の風俗習慣や文化、芸術を示すものとなっています。

イラン国内のほぼすべての民族が独自の音楽を有しており、中でも山岳民族とされるクルド人の音楽は、イラン芸術の豊かさが現れており、多数の愛好者がいます。

ノウルーズは、イラン全国の各民族の文化・芸術、音楽に触れるまたとない機会だといえます。

イラン北西部および西部のクルド人居住地域は、同国の太陽暦の今年に当たる1401年のノウルーズには、年末年始休暇を利用してやってきた多数の旅行客や観光客が訪れており、これらの人々は、美しい観光地域や史跡を見学するとともに、クルド人居住地域の人々の文化や芸術により歓待されています。

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