イラン最高指導者、「国として絶対にウィーン協議を待つべきでない」
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「体制責任者らは、決して核問題を待ちこれに足を取られることなく、国家の現状に即して、諸問題の解決のために計画し、行動を起こすべきである」と強調しました。
ハーメネイー師は12日火曜午後、体制責任者らとの会談で、「あの傲慢なアメリカ関係者どもが、わが国に対する最大限の圧力行使政策が惨めな失敗に終わったことを公然と自白していることは、きわめて重要なことだ」と強調しています。
そして、過剰な要求や理不尽さに対する交渉代表団の抵抗ぶりに満悦を示し、「約束を履行せず核合意から離脱した相手側は今や窮地に陥り、袋小路にはまったと感じている。だが、国民に依拠して数多くの諸問題を乗り越えてきたイスラム体制は、現段階をも乗り切るだろう」と語りました。
また、「国家の諸問題は全て、確実に解決可能だ」とし、「イスラム共和制という権力体系やそれが様々な部門で成し遂げた成果は、イランを諸国民にとって魅力的なモデルに変貌させた」と強調しています。
さらに、6種類のワクチン製造を含む一部の事例での自給自足の達成や、対外借款のないこと、様々な分野の産業や科学・技術面での進歩を、イランの成功の証しだとしています。
続けて、「さらに別の成功の証しは、国家の運営が明白に進歩し円滑に行われていることである。イランはほかの一部の国とは逆に、しかもこれほどの敵意に直面しながら、国家運営が法的な形で、さらには通常のパターン外の措置を必要とせず、責任者らの手から手へ引き渡された」としました。
ハーメネイー師はまた、「こうした一連の成果や、地域におけるイランの精神的影響力の拡大、戦略的な奥深さの拡大といったそのほかの事例は、わが国を魅力あふれる模範とせしめた」と語っています。
ほかにも、占領下に置かれたパレスチナの若者らの覚醒と行動を賞賛し、「こうした一連の動きは、パレスチナがアメリカやその追随者の工作にもかかわらず存続しており、その最終的な勝者がパレスチナ国民となるであろうことを物語っている」と述べました。
さらに、イエメン国民の勇敢さを賞賛するとともに、サウジアラビアの体制責任者に対する善意・同情心からの勧告の中で、「おそらくは勝算がないとわかっている戦争を、なぜあえて続けるのか?別の道を見出して、この行き詰まりから自らを脱出させよ」と呼びかけています。
そして最後に、イエメンでの最近の停戦を極めてよい事だとし、「この合意が本当の意味で実施されれば、それが続いていくことも可能だ」と結びました。

