米政府の妨害で、イラン経済相の訪米が取りやめに
(last modified Sun, 17 Apr 2022 06:35:46 GMT )
4月 17, 2022 15:35 Asia/Tokyo
  • イランのハーンドゥーズィー経済財政相
    イランのハーンドゥーズィー経済財政相

世界銀行の春季会合に出席するイラン使節団へのビザ発給をアメリカ政府関係者が引き伸ばし、出発直前まで発給を行わなかったため、イラン経済財政相の訪米が取りやめとなりました。

アメリカ政府が、自国に本部を置く世界銀行やIMF国際通貨基金などの国際機関に対して責務を果たさず、イランのハーンドゥーズィー経済財政相および同行する使節団の国際会合出席を妨害するのは、今回が初めてのことではありません。

国際機関の一部がアメリカ領土内に本部を設置していることは、同国のその悪用につながっています。我々はこれまでに幾度となく、世界銀行やIMFの加盟国であるイランが、これらの機関の会合への参加を妨害されているのを目にしてきました。

ハーンドゥーズィー経済財政相はこれに関し、「米国の国際機関悪用は今回の例にとどまらない。米国は違法な制裁によって、イランがそれらの機関で自国の権利を行使するのを阻んでいる」と述べました。

 


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