May 04, 2022 17:34 Asia/Tokyo
  • ナノ科学分野
    ナノ科学分野

ECOSOC国連経済社会理事会の地域経済委員会が報告の中で、「イランは、ナノ科学分野の成果の方向性や質において先進国の1つである」としました。

国際通信イランプレスによりますと、新興技術分野に焦点を当てた新指標に基づくこの国際的調査では、各国や科学技術機関が対象として比較されました。

この指標では、イランはナノ分野の生産の点で世界で5番目に位置しているだけでなく、さらに上位の4カ国とともに、最も新興・先進的な科学技術の分野に注力していることが示されています。

この調査でランキングの上位となったのは、他を大きく引き離して1位となった中国のほか、2位から5位で互いに拮抗しているアメリカ、韓国、インド、イランの4か国です。イランは、ナノテクノロジー分野において数十億ドルを費やしている日本やすべての欧州諸国をも上回る評価を受けました。

ECOSOCの地域委員会であるアフリカ経済委員会が2020年4月に公表した報告では、イランにおけるナノテクノロジーの発展が、学ぶべきことが多い例であると強調されています。

この報告ではさらに、イランをアメリカ、中国、EUに続くナノ政策の先進国として紹介するとともに、イランにおけるナノ開発計画の一部に言及し、研究インフラ確保に向けてのナノ研究所ネットワークの構築という同国のアプローチについて、アフリカ諸国が見本にできるモデルとして説明しています。

また、イランはアメリカ、中国、イギリス、ロシア、EUなどの世界の先進国とともに、ナノテクノロジー分野で最も多く国際標準編纂に関わった国であるとしています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ