6月 05, 2016 20:55 Asia/Tokyo
  • 最高指導者、「抵抗経済、文化、国内・地域・国際政策の追求が国会の優先事項」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、抵抗経済、文化、国内・地域・国際政策の追求が、イラン国会の優先事項だとしました。

ハーメネイー師は、5日日曜、新期イラン国会の議長、及び、議員と会談し、国会の力を保持する必要性を強調すると共に、「国会は、国家に平穏という息吹を吹き込むと共に、法の制定において革命的に行動し、アメリカの敵対に反応を示し、覇権主義者の政策に抵抗すべきだ」と述べました。

さらに、「国会議員は、抵抗経済の実現に関して大きな影響力を持っている。なぜなら、国家の経済的な措置の方向性を抵抗経済に向けたり、それを政府に求めたりすることができるからだ」と述べました。

また、アメリカの政府や議会のイランに対する敵対的な行動に触れ、「敵の傲慢な態度に対しては、表舞台に立ち、断固とした回答によって彼らを黙らせるべきだ。なぜなら敵は、政治の分野で、反応に基づいて行動を計算し、相手側が消極的で立場を後退させる人々だと感じれば、決して譲歩せず、理不尽な要求を押し付ける」と述べました。

ハーメネイー師は、地域における敵の陰謀を説明し、「敵は、西アジアの重要な地域に対して明確な計画を有しており、その計画の実現の妨げになるイランの政策を退けようとしている」と強調しました。

また、「西アジアにおける、シオニスト政権、航路と豊かな石油資源、イスラムとイスラム教徒の存在が、敵にとって西アジアを重要なものにしている要素であり、この地域に関する彼らの計画は、数年前、“新たな中東”、“大きな中東”として提唱されたものだ」と述べました。

さらに、イランの抵抗により、イラク、シリア、レバノン、パレスチナをはじめとする地域でのアメリカの陰謀が実現していないことに触れ、「覇権主義者の政策に抵抗し、彼らの真の姿を暴くべきだ」と語りました。

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