イラン石油相、「国産石油は適切な価格で着実に販売」
May 19, 2022 13:05 Asia/Tokyo
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イランの石油施設
イランのオウジー石油相は、同国産石油が適切な価格で着実に売れ続けているとし、ラテンアメリカ諸国との間で、必需品や農産物との物々交換について合意したと述べました。
石油はイランの最も重要な収入源ですが、常にアメリカによる圧制的な制裁の対象になってきました。
アメリカの核合意離脱後も、トランプ前米政権はイランに対して史上最も厳しい石油関連制裁を行使し、イランは事実上、石油収入を失うことになりました。
国際通信イランプレスによりますと、オウジー石油相は政府閣議の傍らで、世界市場におけるイラン産石油の販売について、「特にロシアに対するエネルギー制裁が行使されて以降、各国が石油の購入顧客を求めている」と述べました。
その上で、「イランは市場において自らの顧客を有している。新たな市場も開拓し、この傾向が力強く続いていくだろう」としています。
また、ロシアがイラン市場に影響を及ぼすために石油販売を増やそうとしているとの噂に反応し、「ロシアは自国産の石油を購入する顧客にむけて割引などを検討しているが、西側諸国から行使されている制裁を考慮すれば、顧客を見つけるのには時間がかかる」との認識を示しました。
オウジー氏は、10日間に及んだ自身のラテンアメリカ諸国訪問について、「石油販売、技術・エンジニアリングサービスの提供、石油・ガス田開発などの分野においてよい合意が得られ、石油精製施設の性能拡大においてもよい共通理解が得られた」と述べました。
そして、イランとラテンアメリカ諸国の間で、石油を必需品や農産物と物々交換することでも合意が得られ、これに関する文書が署名されたと述べました。
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