May 22, 2022 18:05 Asia/Tokyo

イラン・カタール間の合意により、今年11月に開催予定のサッカーW杯カタール大会の開催期間中に、イラン南部ホルモズガーン州の海上交通やホテルなどの施設を観光客に提供し、またイランからカタールまでの海路も設置されることになっています。

イラン海運・港湾機関のサファーイー取締役は最近、ホルモズガーン州の中心都市バンダルアッバースにて、国際通信イランプレスのインタビューに対し、「カタールW杯への後方支援の焦点は、非常に良好な施設や可能性が整ったペルシャ湾のキーシュ島である」と語りました。

キーシュ島にあるイランの海事施設の1つは、旅客・観光船「サニー」です。

この旅客船は西アジア地域最大規模の客船の1つで、全長176m、幅23mに及び、最も安全な状態で航行する能力を備えています。さらに、全部でおよそ420の寝室を有し、合計400人の乗員乗客を収容できるとともに、船内には300人収容のレストランや映画館、スポーツセンター、パソコンゲーム室、売店、最新鋭の診療所も完備しています。

なお、ホルモズガーン州に属するキーシュ島からカタールまではおよそ270km離れており、この島からカタール首都ドーハまでの所要時間は空路でおよそ40分、船ではおよそ5~6時間となっています。

 


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