May 25, 2022 17:06 Asia/Tokyo

イラクから大量の砂塵が新たに飛来し、イラン西部が大気汚染の危機に遭遇しています。

国際通信イランプレスによりますと、イランの隣国イラクでこの数日、激しい砂嵐が発生し、イラン西部も24日火曜からこれによる影響を受けています。

イラン西部ケルマーンシャー州では、激しい砂塵により大学や小中高等学校、官公庁が休校・休業に追い込まれています。

同州のガスレ・シーリーンやサレポレ・ザハーブといった都市では、視界が300m以下となっています。

ちなみに、標準的な視界は1万mとされています。

ケルマーンシャーの住民らは自宅からの外出時に、激しい砂埃と砂塵のため、マスクの着用を余儀なくされています。

24日火曜と25日水曜は両日とも、砂塵による大気汚染がさらに悪化しており、専門家らは高齢者や心臓疾患のある人、そして子どもに対しては戸外に出ないように勧告しています。

なお、今回の大量の砂塵はテヘランをはじめとするイランのそのほかの複数の州にも達しており、25日にはテヘランでも砂塵による大気汚染のため、大学や小中高等学校、政府系機関などが休業となっています。

 


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