カナダのサッカー協会が政治ゲーム、イラン代表チームとの親善試合を中止
May 28, 2022 18:33 Asia/Tokyo
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イラン代表チーム
カナダサンカー協会が一方的な措置に走り、同国バンクーバーで来月6日に開催予定だったイラン代表チームとの親善試合を取りやめました。
イランサッカー連盟は、カナダの政府高官の政治的な行動がこの試合の中止に少なからず影響を与えている、としました。
これ以前にカナダサッカー協会は、予想される反イラン勢力のあらゆる政治的悪用を阻止し、このスポーツイベントを開催する決意である、としていました。
イランサッカー連盟のオスーリー報道官は、いずれのチームが試合をキャンセルすれば、そのチームが相手側チームへの物的、精神的な損害を償うことが義務付けられている、と語っています。
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官も、この試合の一方的な中止を批判し、西側諸国はスポーツや人権より政治を優先している、としています。
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官も、「残念ながら、一部の見せ掛けの主張とは逆に、最大のスポーツ関連イベントも、カナダ国内の政治的派閥による方向付けに翻弄されている」と語りました。
さらに、イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記は、ツイッター上で、「カナダ政府のこの決定は、いわゆる自由の地さえも、政治とスポーツを切り離して対処できない、という事実を証明した」と述べています。
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