シューシュ考古学博物館 古代国家の偉大な歴史
May 31, 2022 19:28 Asia/Tokyo
イラン南西部フーゼスターン州の古代都市シューシュ(=スサ)は、他にはない見どころのある街です。イランや世界の歴史、古代に興味があれば、必ず訪れるべき場所です。
シューシュは、紀元前およそ4200年前から世界およびイランの歴史において中心的な役割を果たしてきました。
シューシュ考古学博物館の建設作業は1962年に始まり、翌年に開館しました。このプロジェクトの責任者を務めたのは、フランス人考古学者ロマン・ギルシュマン氏です。
この博物館には、シューシュの6000年におよぶ文明の品々が展示されており、その中には、牛形の柱頭、楽人の像、土器のビーズや入れ物、ガラス瓶に入った酵母、棺、シューシュやチョガーザンビール周辺から出土した像や碑文などがあります。
この博物館の建物面積は550平方メートルあり、1万4600平方メートルにおよぶ庭園の中にあります。内部には4つのホールがあり、それぞれ「文字使用の始まりとエラム朝期」「アケメネス朝」「パルティア王国」「アケメネス朝・パルティア王国期の出土品」となっています。
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