IAEAの対イラン決議に大きな反響、イラン大統領「何者も暴言でイラン国民に語ることはできない」
ライースィー・イラン大統領が、「シオニスト政権イスラエルの挑発により、IAEA国際原子力機関理事会にて対イラン決議が採択された」とし、「何者も、暴力的な言葉でイラン国民に語ることはできない」と述べました。
IAEA理事会の定期会合において、アメリカと英独仏3カ国が提唱した対イラン決議案が8日水曜、ロシアと中国の強い反対にもかかわらず採択されました。
こうした政治化は、グロッシIAEA事務局長の同調、そして事実上シオニスト政権イスラエルから提供された情報による強欲な報告の提出による、同事務局長の根回しをもって実行されています。
この動きの後、イラン外務省は声明を発表し、「IAEAの非建設的なアプローチおよび、わが国に対抗する決議の採択を理由とし、我々は実質的な対抗措置に踏み切っているが、そうした措置には最新鋭の遠心分離機の設置および、保障措置外の監視カメラの作動停止が挙げられる」と表明しました。
国際通信イランプレスによりますと、ライースィー大統領は9日木曜夜、イラン南西部の街シャフレコルドにおいて記者団に対し、IAEA理事会での対イラン決議採択に関する質疑に答え、「この出来事はそもそもイスラエルの挑発により引き起こされたものだ。だが、このようなやり方でイランを引き下がらせ、押しとどめることはできないだろう」と語っています。
また、「このようなやり方でイラン国民の進歩の道を遮断することはできない」とし、「過剰な要求を押し付けてくる輩は、イラン国民の権利を正式に認めるべきである」と述べました。
そして、「イラン国民は自らの権利や文言を論理的な形で追求しており、何者も暴力的な文言でイラン国民に語ることはできない」としています。
さらに、エスラーミー・イラン原子力庁長官もあるテレビ番組において、イランがIAEAと保障措置外で大規模に協力してきていることに触れ、「わが国は核合意を受諾し、IAEAによる保障措置外の監視を許可して信頼構築に努めた。だが、西側諸国は相変わらずイランに対する疑惑提示をやめようとしない」と語りました。
また、「IAEAはシオニストによりがんじがらめになっている」とし、「天下の国際機関が一違法政権ごときにより利用され、自らの威信を疑惑にさらしているのは、甚だ遺憾である」と述べています。