6月 20, 2022 18:18 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、オーストリア・ウィーン協議について、「イランは今でも外交路線に沿って行動しており、交渉は路線から外れていない」と述べました。

ハティーブザーデ報道官は20日月曜の記者会見で、「核合意から一方的・違法に脱退し、最大限の圧力政策を行使したアメリカは、ひどい敗北をした」と語りました。

その上で、「アメリカによるあらゆる約束違反にもかかわらず、ウィーン協議は交渉のレールから外れていない」と述べました。

そして、イランは良好で強固な合意に到るための用意ができているとし、米側が一刻も早く合意に到るための路線に戻るよう希望しました。

また、アメリカによる対シリア制裁についても言及して、「(米国による制裁は)各国国民に対する経済テロだ」としました。

ハティーブザーデ氏はさらに、「アメリカやその地域内外の同盟国は、金銭を払って雇っている要員を通じて、シリア国内にテロリストを潜伏させ、シリア政府を崩壊させようと画策したが、シリア国民の抵抗により失敗した」と述べました。

ハティーブザーデ氏はまた、ラブロフ露外相が今週末にイランを訪問することを発表しました。

 


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