日本の過去の政界要人テロ:1960年の社会党委員長暗殺事件
7月 09, 2022 18:04 Asia/Tokyo
日本で8日金曜に起きた、街頭演説中の安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件は、1960年の浅沼稲次郎社会党委員長の暗殺事件を想起させるものでした。
1960年10月12日、当時日本社会党委員長だった浅沼稲次郎氏は、解散総選挙を控える中での日比谷公会堂での演説中に、17歳の右翼少年・山口二矢により小刀で襲われ、内出血による出血多量により死亡しました。
この事件の衝撃的な瞬間を写した写真は、UPI通信社を通じて世界各国に配信され、これを撮影した長尾靖・毎日新聞社カメラマンは日本人初のピューリッツァー賞を受賞しています。
この事件の追悼ムードが覚めやらぬ中の11月20日に行われた第29回衆議院議員総選挙では、社会党は議席を18増やし145議席獲得するという結果になりました。
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