衆院山口4区補選、「一票の格差」判決次第で来年4月実施の可能性も
(last modified Sat, 09 Jul 2022 11:37:24 GMT )
7月 09, 2022 20:37 Asia/Tokyo
  • 安倍晋三衆院議員
    安倍晋三衆院議員

安倍晋三衆院議員が死亡したことをうけ、同氏選出の山口4区では補欠選挙が行われることになります。しかし、「一票の格差」をめぐる訴訟が続いているため、補選の日程は来年4月まで遅れる可能性もあります。

読売新聞によりますと、公職選挙法では関係する選挙の訴訟が続いている場合には、補選は行えないと定められています。現在、昨年10月の衆院選について「一票の格差」をめぐる訴訟が最高裁で続いているため、判決が出るまでは補選は行えません。

公選法では、小選挙区選出の衆院議員が3月16日から9月15日までの間に死亡した場合は10月23日に、9月16日から翌年3月15日までの間に死亡した場合は4月23日に補選を行うことが規定されています。したがって、仮に最高裁が今年9月15日までに「一票の格差」の判決を下せば、10月23日に補選が行われることになります。

しかし、共同通信によりますと、判決は早くて今年末の見込みとされており、山口4区の補選は来年4月23日となる可能性が高いとみられています。

ただ、その場合でも、補選は現行の区割りのまま行われることになります。

山口県は衆院議員定数の「10増10減」で定数1減の対象となっています。

 


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