日独外相らが、経済安保の協力推進などで一致
(last modified Tue, 12 Jul 2022 05:50:31 GMT )
7月 12, 2022 14:50 Asia/Tokyo

林芳正外相が、東京都内でドイツのベーアボック外相と会談し、戦略物資のサプライチェーン(供給網)強化経済安全保障分野の協力推進などで一致しました。

林芳正外相は11日月曜、この会談でさらに、インド太平洋地域で影響力を拡大する中国への対応を念頭に、連携強化を確認しました。

また、日独両首脳や複数の閣僚が参加する政府間協議の来年の初開催を目指し、具体的な調整を進める方針でも一致しています。

林外相は会談後の共同記者会見で「ロシアのウクライナ侵略が国際秩序の根幹を揺るがす中、法の支配に基づく国際秩序の強化に同志国が結束して取り組んでいくことが必要だ」と強調しました。

またベーアボック氏は「インド太平洋地域の課題は、グローバル化が進んでいる世界で、われわれにとっても影響がある」と指摘しています。

林外相は今回の会談で、ドイツと連携し、対ロシア制裁とウクライナ支援を継続する考えを伝えています。

一方、ベーアボック氏は会談冒頭、銃撃事件で死去した安倍元首相に弔意を示し、「ドイツは日本と共にある」と述べました。

 


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