安倍元首相の棺を運ぶ車両が永田町に「最後のお別れ」、上空から撮影

安倍元首相の棺を乗せた車が、最後の別れの挨拶のため、永田町の数々のゆかりの場所をめぐって回りました。

参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元首相の告別式は12日火曜、東京・港区の増上寺で行われました。

告別式を終えてから出棺となり、安倍元首相の棺を乗せた車が永田町の自民党本部や事務所のある議員会館、さらにおよそ9年間、首相として過ごした首相官邸、そして国会議事堂の周辺をお別れのあいさつをしてめぐりました。

首相官邸では車両は10秒ほど停車し、岸田首相をはじめ数多くの政府関係者らが合掌して出迎えました。

棺を載せた車両の助手席からは、昭恵夫人が何度も目礼する様子が見られました。

最終的に、安倍首相の棺は都内の斎場で荼毘に付されました。

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