マレーシア元首相が安倍元首相宅を弔問
7月 16, 2022 17:25 Asia/Tokyo
マレーシアのマハティール元首相(97)が、安倍元首相の自宅を弔問しました。
日本の報道各社によりますと、親交のあったマハティール氏はソウルで開かれていた国際会議に出席後、弔問のため15日金曜、東京 渋谷区の安倍氏の自宅を訪れ、妻の昭恵さんと面会し弔意を示しました。
マハティール氏はその後、記者団に対し「安倍氏は特別な友人であり、マレーシアと日本の発展のために多くの議論を交わした。両国の良好な関係に向けた献身的な取り組みは忘れられない」と述べ、安倍元首相への追慕の念を示しています。
また、「彼(安倍氏)が首相になる前から会い、マレーシアに影響する政治課題などを議論してきた」と説明し、「日本政府が、安倍氏が残した両国関係の改善に向けた良好な取り組みを継続してくれることを願っている」とも語りました。
マハティール元首相は、日本の工業技術や勤労精神を学ぶ「ルックイースト政策」を掲げるなど、日本と深いつながりがあり、2018年に首相に再任後、初めての外国訪問として日本を訪れ、総理大臣だった安倍氏と会談したほか、去る3月には安倍氏が「ルックイースト政策」が40周年となるのを受けて、マレーシアを訪問しています。