8月 06, 2022 17:57 Asia/Tokyo
  • 東京電力福島第1原子力発電所
    東京電力福島第1原子力発電所

北朝鮮外務省が5日、日本当局による東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出計画正式認可に対し、「太平洋は日本の下水道ではない」とホームページで非難しました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、北朝鮮外務省は、「人類共通の財産である太平洋が汚染される可能性のある厳しい状況が造成された」としたうえで、「日本の当局が計画を承認したことは自らの利益のためであれば国際社会の利益も犠牲にする日本特有の道徳の低さや破廉恥さ、狡猾さの表し」と指摘しました。

そして、「中国をはじめ少なくない国が今回の日本の決定を『核テロ攻撃』、人類の安全を脅かす犯罪行為だと糾弾している」と強調し、日本が計画を実施すれば、国際社会でさらに孤立し、「高い代償を支払うことになる」と警告しました。

日本の原子力規制委員会は先月22日、福島第1原発の汚染水をALPS多核種除去設備で浄化処理した後、海水で薄めて放射性物質トリチウムの濃度を環境基準以下にして海に放出するという東電の計画を正式に認可しました。

韓国政府はこれについて日本側に懸念を伝達し、中国も「無責任な行動」と強く反発しています。

 


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