広島沖で火災の旅客船、乗客救助後に沈没
8月 15, 2022 18:08 Asia/Tokyo
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広島沖での火災の旅客船
15日午前7時半頃、広島市南区の似島(にのしま)西約2.3キロの瀬戸内海で、旅客船「黒潮Ⅶ」から火災発生通報がありました。
毎日新聞が伝えたところによりますと、広島市消防局などの消防艇がこの火災の消火活動にあたり、子ども3人を含む乗客乗員16人全員が救助されました。
ケガ人はなく、船は約1時間後に沈没したということで、出火原因や詳しい状況については広島海上保安部が調査を行っています。
「黒潮Ⅶ」は午前7時頃、市内の係留施設を出航しており、瀬戸内海をクルーズして午後に戻る予定でした。
70代の男性船長は救助後、「出航後5分ほどでエアコンが利かなくなり、船尾の発電室付近から煙と火が出た」と、当時の状況を説明しています。
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