食品サンプル製作コンクール「おいしさのアート展」が開催
(last modified Sun, 21 Aug 2022 05:25:56 GMT )
8月 21, 2022 14:25 Asia/Tokyo

1932年創業の食品サンプルシェアNo.1、いわさきグループが創業90周年記念事業として、初の3社合同の食品サンプル製作コンクールを開催しています。

そのコンクールである「おいしさのアート展」は、毎年多くの見学者が来場する夏の風物詩といえるイベントとなっています。

2022年は8月18日から31日まで、東京スカイツリー・タウン®︎内東京ソラマチにて、いわさきグループ創業90周年を記念して開催されるグループ初の3社合同製作コンクールの出品作品の中から 60点ほどが展示されています。

このコンクールでは「笑顔あふれるおいしい瞬間 ~食品サンプル大爆発!~」をテーマに、人々を笑顔にするような驚きと感動にあふれる作品を生み出すべく、いわさきグループに在籍する全国約100名の食品サンプル製作技術者が、食品サンプルだからこそ伝えられるものを探求して腕を競い合います。

子どもから大人にまで注目される、本物さながらの食品サンプルが作られる、その最先端の現場が、今回のコンクール会場です。

その工場で実際のサンプルの製作に携わる関係者は「普段の仕事というのは、お客様のオーダーですので、お客さんの意見などを聞き入れながらやらなければいけませんが、コンクールの場合は自分の発想でできます。出来栄えも、自分の中で満足するかしないかですし、その辺はやりやすいといえばやりやすいですね。リアルな食材を使って少々人間っぽい動きをさせたら面白いかな、っていう感じで作っています」と語りました。

また広報の黒川友太 (くろかわ・ゆうた) さんは、「自由な発想のもと、新しい手法などを織り込みながら、自由に作品を作ってもいいという指示を与えられた生活コンクールがございまして、年に1回作った製品がこちらに並んでいます」と述べています。

そして見学者の1人は「日本人らしいアートかなと思います。実際、今お店で食品サンプルを使っているところも少なくなっていますしね。だから、それをアートという形で残していくのは面白いと思います。そして素直に”すごい”と思います」とコメントしました。

さらに、「すごい、本物に見える」という率直なコメントも出ています。

 


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