日本の超党派の議員連盟「日華懇幹部」が台湾へ出発
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日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の会長と事務局長
日本と台湾の関係強化に取り組む日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の会長と事務局長が22日月曜、台湾へ向けて出発しました。
TBS NEWS DIGなど日本の報道各社によりますと、会長の古屋圭司衆議院議員と事務局長の木原稔衆議院議員は24日まで台北に滞在し、台湾の蔡英文総統と会談するほか、立法府、防衛当局の関係者とも面会し、台湾との関係を重視する姿勢を強調する方針です。
古屋氏はまた「私達の台湾に対する姿勢、これをしっかり蔡英文総統はじめ関係者の皆様にしっかりお話をして意思疎通をしてくる。それはやはり、中国に対するけん制ということにも繋がる」と述べました。
中国は、台湾を自国の不可分の領土とみなしており、中国からの台湾の分離独立を狙った動向に関して、何度も警告してきています。
中国は現在の状況で台湾での緊張を求めていませんが、米国はこの地域でしきりに戦火を煽ろうと画策しています。
アメリカはウクライナ危機に便乗した形で、「中国は、ロシアがウクライナで実施したのと同じ計画を台湾で実施し、同国を占領している」と主張しています。
ナンシー・ペロシ米下院議長の最近の台湾訪問に対応して、中国は台湾を何度も軍事的脅迫し、また制裁を行使するとともに、現在、これらの措置を、高位の代表団が台湾を訪問するすべての第三国に拡大しようとしています。
この数年間、アメリカ、ヨーロッパ、日本の政府の国会議員や閣僚が定期的に台湾を訪問していますが、中国政府はこれらの訪問に反対しています。
来週中には、複数名のアメリカ議員も台湾に行く予定であり、これは、この数週間で3回目のアメリカ代表の訪台となります。
米国の同盟国の中で、日本は中国の最近の軍事演習を最も断固として非難した国の1つであり、特に5発のミサイルが日本のEEZ排他的経済水域に着陸した際には、非常に強い講義の意を示しました。