日本が、今年の海自「国際観艦式」に韓国軍も招待

松野官房長官は23日の記者会見で、今年11月に海上自衛隊が行う「国際観艦式」に韓国軍を招待していることを明らかにしました。

「観艦式」は、海上自衛隊が約3年に一度、他国の海軍の艦隊を招いて実施しており、海上自衛隊創設70年となる今年は11月に神奈川県沖の相模湾で、規模を拡大した「国際観艦式」として20年ぶりに行われることになっています。

松野官房長官は、「地域の平和と安定に寄与するために実施するもので、ロシア以外の全加盟国を招待しており、そこには韓国も含まれている。日韓関係の現状を総合的に判断した」と述べました。

今年発足した韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）政権が日韓関係の改善に強い意欲を示す中で、日本が韓国軍を招待するのは2015年以来の7年ぶりとなります。

海上自衛隊は今月5日、公式ウェブサイトで国際観艦式を無観客で実施することを告知していますが、式の模様は映像配信されるほか、10月29日から11月13日を「フリートウィーク」とし、て様々な 広報イベントを実施するとしています。

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