古川元官房副長官が死去 享年87歳、在任歴代2位
9月 05, 2022 18:26 Asia/Tokyo
内閣の事務方トップである官房副長官を8年7カ月間務めた古川貞二郎(ふるかわ・ていじろう)氏が死去しました。87歳でした。
日本の報道各社が同国政府関係者の話として報じたところによりますと、古川さんは5日月曜、敗血症のため死去したということです。
古川さんは佐賀県出身で、九州大法学部卒業後、長崎県庁を経て厚生省(現厚生労働省)に入り、同省事務次官を経て、1995年2月に村山内閣の官房副長官に就任しました。
さらに、この直前の1月に発生した阪神大震災からの復興をはじめ、各種政策の省庁間調整を担ってきました。
また、村山富市首相の退任後も橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎の計5人の首相の下で続投しています。
在任期間は歴代2位となり、その後、恩賜財団母子愛育会会長などを歴任しました。