知床観光船沈没事故の遺体引き取りで、海保船がロシアへ
9月 08, 2022 17:34 Asia/Tokyo
4月に北海道知床沖で発生した観光船沈没事故で、ロシア側が発見した3人の遺体を引き取るため、日本の海上保安庁の巡視船が8日、小樽港を出港しました。
日本の各マスコミによりますと、これまでに千島列島国後島(ロシア名:南クリル諸島クナシル島)で行方不明者とみられる男女それぞれ1人の遺体、サハリン島南部で日本人とみられる遺体が発見されており、ロシアと日本は遺体の引き渡しについて合意していました。
海上保安庁の巡視船「つがる」は8日、小樽港を出港しました。同船は、9日にもサハリンのコルサコフ港に到着して3人の遺体の引き渡しを受け、10日に小樽港に戻る予定です。
この事故では15人が死亡しているほか、いまだに11人が行方不明となっています。
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