9月 19, 2022 18:26 Asia/Tokyo

安倍元首相の国葬を来週火曜日に控えた19日月曜、東京・渋谷区の代々木公園に国葬に反対する数千人の市民が集まりました。

日本の報道各社によりますと、日本時間の同日午後1時から始まったデモでは、台風14号の影響で強い雨も降る中、約1万3000人(主催者発表)が集まり、参加者らは集会後、2コースに分かれて周辺をデモ行進を行っています。

集会の冒頭には、主催者のメンバーが国葬に反対する理由などをステージから述べた後、立憲や共産など野党各党の国会議員のほか、作家の落合恵子さんらが順番に国葬反対などを訴えました。

デモ会場には、「国葬反対」などと書かれたプラカードやのぼりを手にした参加者の姿が目立っていました。

参加者らは、「誰であっても国葬は嫌だし。国会も開かないし、閣議決定だけで首相が言っただけで決められちゃう国葬は絶対嫌です」、「特定の個人に国民がこぞって弔意を表すのっておかしい」などとコメントしました。

JNNが今月3日と4日に実施した国葬に関する世論調査では「反対」が51%と、「賛成」の38%を上回っています。

安倍元首相の国葬は、今月27日に千代田区の日本武道館で行われます。

 

 


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