中国軍用艦が対馬や沖縄を通過、米韓演習で情報収集を強化か
9月 27, 2022 17:38 Asia/Tokyo
日本の防衛省統合幕僚部が、中国海軍の情報収集艦が対馬海峡を通過し、日本海に向けて航行したと発表しました。
日本の報道各社によりますと、沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡でも駆逐艦3隻の通過が確認されており、米韓軍事演習を背景に中国軍が日本周辺での偵察活動を活発化させている模様です。
中国としては艦艇を派遣して情報収集を行うほか、日米間の軍事協力をけん制する狙いがあるとみられます。
統合幕僚部の26日月曜の発表では、日本時間の23日正午ごろ、長崎県対馬の南西100キロを東進する中国海軍ドンディアオ級情報収集艦が確認され、その後、対馬海峡を通過して日本海に向けて航行しました。
日本の海上自衛隊は、掃海艇などを派遣して監視と警戒にあたりました。
また、同日午前8時ごろには、沖縄本島と宮古島の宮古海峡でも中国海軍の駆逐艦3隻が確認され、太平洋に向けて航行したということです。
米韓両国は26日、5 年ぶりとなる朝鮮半島沖での合同軍事演習を開始しました。
この演習には空母「ロナルド・レーガン」や原子力潜水艦「アナポリス」も演習に参加するということです。
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