警視庁撮影のビートルズ来日映像が初公開、開示請求受け

英ロックバンド「ビートルズ（The Beatles）」が1966年に来日した際、警視庁が警備の記録として撮影した映像が初めて公開されました。

フランス通信が4日火曜、報じたところによりますと、映像の存在を知った市民団体が情報公開請求し、訴訟を経て公開されたもので、メンバー以外のファンや警察官の顔にはモザイク処理が施されています。

映像そのものは約35分の音声なしのモノクロで、メンバーが法被姿で飛行機のタラップを下りるシーンや東京・日本武道館でのコンサートの他、警備に当たる警察官の様子などが収められています。

なお、情報公開を求めて裁判を起こした団体の代表は「歴史的遺産だ」とする一方、メンバー以外の顔にモザイクを施した点には情報公開の観点から疑問も呈しています。

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