10月 10, 2022 14:27 Asia/Tokyo
  • 秋の高山祭り
    秋の高山祭り

秋の飛驒路を彩る「秋の高山祭(八幡祭)」が、岐阜県高山市で開幕しました。

地元メディアの他、日本の報道各社によりますと、9日日曜に開幕したこの祭礼では、国の重要有形民俗文化財に指定されている絢爛豪華な屋台がずらりと並ぶ「屋台曳き揃え」が3年ぶりに復活しています。

秋の高山祭は、旧高山城下町の北半分の氏神である桜山八幡宮の例祭ですが、新型コロナウイルス禍で2020年、21年は祭り行事が中止されていました。

2019年以来の開催となった今回は、子どもたちが笛や太鼓の祭りばやしを奏でる中、きらびやかな装飾を施した祭り屋台9台が八幡宮参道に次々に集結する様子を、多くの見物客がスマートフォンのカメラなどに収めていました。

9日正午には、唯一のからくり屋台「布袋台(ほていたい)」が八幡宮境内でからくりを奉納し、2体の唐子(からこ)人形が布袋和尚の肩に乗り移る緻密な動きに盛んな拍手が送られました。

屋台「鳳凰台(ほうおうたい)」で笛を演奏した地元の女子高校生(17)は「久しぶりの屋台が懐かしく、美しさを再確認しました。多くの人に見られながらの演奏は緊張しました」とコメントしています。

この伝統的な祝祭は、10日月曜まで実施されます。

 


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