10月 18, 2022 18:12 Asia/Tokyo
  • 超党派連盟の議員ら
    超党派連盟の議員ら

日本の超党派の議員連盟のメンバー約90人が18日、秋の例大祭に合わせて靖国神社を参拝しました。

日本の各メディアが報じたところによりますと、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーは18日午前、東京・九段の靖国神社を秋の例大祭に合わせて一斉参拝しました。事務局によれば、自民党、日本維新の会、国民民主党、NHK党や無所属の約90人が参加したということです。

参拝後、同議連の逢沢副会長(自民党)は記者会見で「日本の平和や繁栄は、多くのご英霊が礎となられたものであり、そのことを改めて心に刻んだ。平和な日本を守り抜いていくことに力を尽くしていきたい」と述べました。

また、岸田首相が17日に「真榊」と呼ばれる供物を奉納したことに関し「二度と戦争を起こしてはならないとの深い思いを込めてのことだ」と説明しました。

同議連は、春と秋の例大祭と、8月15日の「終戦の日」に靖国神社を参拝しています。同議連の一斉参拝は、約100人が参加した4月の春の例大祭以来、秋の例大祭の一斉参拝は、新型コロナの感染拡大の影響で3年ぶりとなりました。

靖国神社にはA級戦犯が合祀されていることから、日本の近隣諸国はこの神社を日本の軍国主義のシンボルとみなしており、また日本政府関係者らによる靖国参拝はこれらの国の間で毎回物議をかもしています。

今月14日にも、西村経済産業相が例大祭を前に靖国神社を参拝したことに韓国外務省当局者が反応し、「政府は過去の日本の侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀した靖国神社を日本政府の閣僚が参拝したことに、深い失望と遺憾の意を表する」とコメントしていました。

 


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