日本の貿易赤字、今年度上半期は1979年以降最大に
10月 20, 2022 17:31 Asia/Tokyo
日本の今年度上半期(4~9月)における貿易統計は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が11兆75億円となり、半年間の数値としては1979年以降、過去最大の赤字額となりました。
財務省が発表した統計によりますと、日本の輸入は44.5%増加し、60兆5838億円に達したものの、同期間に輸出は19.6%しか増加せず、49兆5763億円に留まりました。
記録的な貿易赤字が最後に記録されたのは、2013年会計年度の下半期 (2013年10月~2014年3月31日)で、当時、貿易収支は約8兆7600億円となりました。
貿易赤字は、日本が輸入を余儀なくされているエネルギー価格の高騰、及び円安の加速により拡大しています。