日米共同軍事演習が開始

防衛省は、徳之島と奄美大島などでの自衛隊と米軍による離島防衛を想定した大規模な共同統合演習「キーン・ソード」が開始されたことを明らかにしました。

アメリカはこの数ヶ月間にわたり、地域において日本や韓国とのさまざまな訓練を実施していますが、これは中国や北朝鮮の反発を招いています。

中国と北朝鮮は、地域における米軍の駐留および、地域同盟国との合同軍事演習の実施を、朝鮮半島情勢の緊迫化の主要因だとして非難しています。

日本の報道各社によりますと、防衛省は、今回の合同軍事演習には合わせて3万6000人のほか、艦艇30隻と航空機370機が参加する予定であることを明らかにしました。

同省はまた、「今回で16回目となるこの実動訓練は今月19日まで行われ、オーストラリア、カナダ、フランス、インド、ニュージーランド、フィリピン、韓国、イギリス、NATO・北大西洋条約機構からもオブザーバーが招待されている」としています。

中国と北朝鮮は、米国が東アジア緊迫化政策を継続する限り、この地域に平和と安定は望めないと主張しています。

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