防衛省、ミサイル10種類以上を同時開発へ 費用は5兆円超
12月 01, 2022 22:52 Asia/Tokyo
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防衛省
防衛省は、敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有に向け、ミサイル計10種類以上の同時開発を進める計画を策定しています。
読売新聞によりますと、防衛省は、12月中にも閣議決定される見込みの国家安全保障戦略で敵基地攻撃能力の保有が明記される方針であることをうけ、極超音速ミサイルや高速滑空ミサイルなど、計10種類以上のミサイルを同時開発する計画を立てています。
関連費用は5兆円にのぼり、安保戦略の閣議決定後、内容と予算を正式決定する予定です。
このうち極超音速ミサイルは、配備時期を当初の2030年代から前倒しし、2028年度以降の導入を目指します。しかし、極超音速ミサイルの開発には高度な技術が必要で、中国やロシアは発射実験に成功していますが、アメリカは出遅れています。日本が開発に参入する場合も、計画通りに進むかは未知数です。
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