中国海軍空母「遼寧」沖縄本島と宮古島の間を通過 戦闘機等の発着艦が約320回
1月 03, 2023 20:38 Asia/Tokyo
日本の防衛省が、中国海軍の空母「遼寧」など複数の艦艇が、沖縄本島と宮古島の間を北上し、太平洋から東シナ海に向けて航行したと発表しました。
日本の報道各社が同国防衛省の2日月曜の発表として報じたところによりますと、「遼寧」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻、レンハイ級ミサイル駆逐艦2隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻の合計6隻が、2022年12月16日、沖縄本島と宮古島の間を南下しました。
また翌日の17日から31日までに、太平洋上の北大東島や沖大東島、沖ノ鳥島周辺海域で、戦闘機やヘリの発着艦が約320回行われたということです。
その後の1日日曜、この6隻はこの海域を北上し、東シナ海に向けて航行したとされています。
日本防衛省はさらに、「航空自衛隊はこの発着艦に対し、戦闘機を緊急発進させて対応した」としました。
同日には、中国軍の偵察型無人機(WZ-7)1機が沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海 と太平洋を往復する出来事が起きています。
そして翌日の2日、同型の無人機1機が同様のルートを往復しており、この動きに対し、防衛省・自衛隊は、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」と補給艦「とわだ」のほか、那覇航空基地のP3C哨戒機を出して、情報収集や警戒監視を行った他、航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機を緊急発進させました。
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