日本で刃物による殺傷事件相次ぐ、静岡、大阪、福岡で
1月 18, 2023 15:54 Asia/Tokyo
日本でこの数日、刃物による殺傷事件が相次いで発生しています。
日本の報道各社によりますと、現地時間の18日水曜午前10時35分ごろ、大阪市西区新町1丁目の大阪メトロ長堀鶴見緑地線西大橋駅の多目的トイレで腹部に刺し傷のある男性を駅員が発見し、119番通報しました。
被害にあった男性は20代ぐらいで、病院に搬送されたものの意識はあるということで、大阪府警が詳しい状況を捜査中です。
また今月16日午後6時15分頃、福岡市博多区のJR博多駅から北西約200メートルのオフィスビルやホテルが立ち並ぶ一角の路上で、女性会社員が帰宅途中を男に待ち伏せされ、刃物で刺されて病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。
福岡県警によりますと、被害者の女性は上半身を中心に刺し傷や切り傷があり、手には身を守ろうとする際にできる防御創そうと呼ばれる傷があったほか、骨折も確認されています。
さらに同日午後11時50分ごろには、静岡県牧之原市の住宅で40代の母親が就寝中、13歳の長女に刃物のようなもので刺され死亡しました。
警察は、この家に住む13歳の中学生の長女を事件に関与しているとみて、その場で保護しました。
なお、日本ではこの他にも年明け以来、茨城や神奈川など関東地方の住宅に刃物などを持った3人組が押し入って現金を奪う強盗傷害事件が5件相次いでいるほか、千葉では店舗に3人組が押し入る事件が2件起きていて、警察は関連がないか捜査を進めています。