パナソニックが自動配送ロボット単独で公道での販売実証実験を実施
2月 11, 2023 16:19 Asia/Tokyo
パナソニック ホールディングスが、公道におけるロボット単独の販売実証実験を実施しました。
これにより、自動走行する搬送ロボット「ハコボ」が指定ルートを巡回し、カプセルトイや飲料などを無人販売することになります。
パナソニック ホールディングス(以下、パナソニックHD)は2022年11月30日、公道におけるロボット単独の販売実証実験を開始すると発表していました。
今回の実証実験は、同制度に基づいた他拠点展開の事例第1号となり、同実証実験は、「大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティ推進コンソーシアム」が採択を受けた2022年度「国土交通省(都市局)/スマートシティモデルプロジェクト」の一環として実施され、公道での国内初の実験となりました。
なお、実施期間は同年12月1日~2023年2月4日で、東京都千代田区の丸の内仲通りや行幸通りなどで実施しました。
実証実験で同社は、完全遠隔監視、操作型自動搬送ロボット「ハコボ」を提供しました。事前に指定したルートをハコボが巡回し、特定の地点でカプセルトイや飲料などを無人で販売しています。
同社はこれまでに、神奈川県藤沢市がパートナー企業と共同で進める「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」において、さまざまなロボット配送の実証実験に取り組んできました。
2022年4月には、Fujisawa SSTで小型低速ロボットを240時間走行させ、同地域で自動配送ロボットの道路使用許可を取得しており、これにより、公道審査を伴わない簡単な手続きで、類似環境での他拠点展開が可能となりました。
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