日本政府が、今年度中の「トマホーク」一括購入契約目指す
2月 14, 2023 19:06 Asia/Tokyo
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米国製巡航ミサイル「トマホーク」
日本政府が、他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力用の装備として取得を計画している米国製巡航ミサイル「トマホーク」について、2023年度に米国から一括購入する契約を結ぶ方針を固めました。

共同通信によりますと、日本政府関係者は13日、中国や北朝鮮の急速な軍備増強をにらみ、年度ごとに購入を分けては対応が遅れると判断してトマホークの配備を急ぐことを明らかにしました。
23年度予算案にはトマホークの取得費として2113億円が計上されました。
関係者によれば、トマホークは海上自衛隊のイージス艦から発射可能で、米海軍も導入する最新型の取得を予定しています。また、部隊配備は26年度からと想定されていますが、前倒しできないか米側との協議も視野に入れているということです。
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