米軍遺棄の実弾所持で書類送検の女性、警察の恣意的対応を指摘
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沖縄県の米軍北部訓練場跡地(やんばるの森)から見つかった実弾を所持していたとして、沖縄県警は14日、県内在住のチョウ研究家・宮城秋乃さんを火薬取締法違反の疑いで書類送検しました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
2月 15, 2023 23:04 Asia/Tokyo
  • 米軍遺棄の実弾所持で書類送検の女性、警察の恣意的対応を指摘
    米軍遺棄の実弾所持で書類送検の女性、警察の恣意的対応を指摘

沖縄県の米軍北部訓練場跡地(やんばるの森)から見つかった実弾を所持していたとして、沖縄県警は14日、県内在住のチョウ研究家・宮城秋乃さんを火薬取締法違反の疑いで書類送検しました。

琉球新報によりますと、宮城さんは昨年5月15日、沖縄県の本土復帰50周年の記念式典が行われていた宜野湾市内の会場前で、北部訓練場跡地から見つかったとする米軍の実弾1発をプラカードに貼り付けて抗議活動を行っていました。

県警は琉球新報の取材に対し、この実弾が北部訓練場のものであるとは断定できていないとしています。

宮城さんはこの他にも、沖縄県知事選期間中の昨年8月末に、街頭演説をしていた自民党候補に向かって空砲を投げつけたとして公職選挙法違反の疑いで書類送検されています。

 

米軍遺棄の実弾所持

 

今回県警が宮城さんを書類送検したのは、昨年5月の実弾1発所持と、自宅から多数の空砲が見つかったことを根拠としています。

これに対し宮城さんは自身のツイッターアカウントで、自宅から空砲が見つかったのは知事選候補への投げつけ事件を受けた昨年8月27日の家宅捜索によるもので、宮城さんはその前日の那覇署での取り調べで、空砲を見せていたにもかかわらず、警察は押収せず任意提出を求めるに留め、宮城さんはこれを拒否し自宅に持ち帰ったとしています。

また、県警が実弾を北部訓練場のものとは断定できていないとしていることについては、宮城さんが名護署の警官2人を実弾を回収した北部訓練場跡地のゲート前まで案内したにもかかわらず、警官はゲートを越えて実弾の回収場所まで進むことを拒否したと明かしました。

宮城さんは警察のこの対応について、訓練場内部に入ると他にも多数の米軍廃棄物が見つかることになり、それを認めざるを得なくなるからだと推察しています。

宮城さんはこの他にも、県警科学捜査本部は、宮城さんから受領または押収した銃弾すべての刻印を記録しているため、米軍のものであることは把握しているはずだと指摘しています。

防衛省など日本政府は、北部訓練場跡地に残された廃棄物等は2016年の返還時から1年間にわたる除去作業を行っており、残っていないとの立場をとっています。

これに対し宮城さんはかねてから北部訓練場跡地に自ら赴き、多数の米軍廃棄物が残されていることを告発し、抗議活動を続けています。

 


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