パナソニックが中国・江蘇省のCO2ゼロ工場を公開 
(last modified Sat, 25 Feb 2023 11:40:08 GMT )
2月 25, 2023 20:40 Asia/Tokyo
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日本のパナソニックが、中国東部・江蘇省で稼働している、CO2の排出が実質ゼロの最新鋭の「エコ」工場を公開しました。

公開されたのは、パソコンやタブレットなどに搭載されるリチウムイオン電池を製造する工場です。

この工場は、屋上に設置した2万m2分の太陽光パネルで、電源の一部をまかなっています。

また、24日金曜から水素燃料電池の施設が稼働し、CO2排出実質ゼロに一役買っており、火力による発電に比べ、年間で300トン以上のCO2排出削減効果があるということです。

このほか、人の手と目が頼りだった生産ラインにロボットと画像検査システムを導入し、人員を30%削減しながら生産能力は20%向上させるなど、少子高齢化や工場労働者の減少への最新の対応策がとられています。

これについてパナソニック中国・北東アジア社 堂埜茂社長は、「(中国市場は)私たちにとって、これからも一緒に事業マーケットを成長させていくパートナーという位置づけだ」とコメントしました。

 


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