村上春樹さんの長編小説『街とその不確かな壁』が13日、発売されました。
AFP通信によりますと、東京・新宿の紀伊国屋書店では未明から、新作を買い求めるファンが長い列をつくりました。
村上さんの長編小説は2017年2月の『騎士団長殺し』以来、およそ6年ぶりです。
村上さんは1980年9月、今回の小説とほぼ同名の「街と、その不確かな壁」を文芸誌『文學界』に掲載しました。しかし、本人の意向により書籍化は一切されていません。
村上さんは、今回の作品は、40年前の旧作を大幅に書き直したものとしています。
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