Pars Today

浜田防衛相は２０日、スーダンに滞在する邦人の退避準備のため、航空自衛隊の輸送機をアフリカ東部ジブチに派遣するよう命令しました。

スーダンでは今月１５日から、政府軍の司令官であるアブドゥル・ファタ・ブルハン将軍と、ＲＳＦ・即応支援部隊の司令官でハミディとして知られるモハマド・ハムダン・ダグロ少将との間で衝突が起き、これまでに死者２７０人、負傷者２６００人以上が確認されています。

共同通信によりますと、自衛隊機はジブチで待機し、邦人輸送に備えるということです。

現在、スーダンには大使館員を含めて邦人６３人が滞在しています。

防衛省によると、航空自衛隊は、航空支援集団司令官を指揮官とする邦人輸送のための部隊を編成し、準備の完了後、輸送機や隊員をジブチに向けて出発させるということです。

スーダンでの衝突は沈静化の見通しは立っておらず、国際社会の懸念や非難を巻き起こしており、隣国のエジプトやチャドが国境を封鎖する事態に至っています。

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