沖縄県が、津堅島沖での米軍のパラシュート降下訓練の中止を要求
7月 20, 2023 20:35 Asia/Tokyo
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米軍のパラシュート降下訓練
沖縄県うるま市での米軍によるパラシュート降下訓練に対し、沖縄県側が安全上の理由から中止を求めています。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、県は安全上の理由から同水域での訓練に反対しており、県基地対策課は今月18日、訓練中止を米軍に求めるよう沖縄防衛局に要請しました。
また、うるま市の中村正人市長は就任時、訓練に反対していましたが、「市は意見を申し上げる立場にない」、「水域外への落下や違反行為があれば抗議する」と姿勢を変更しています。
米軍は20日木曜、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施しました。
現地時間の同日午前11時20分ごろから午後0時50分ごろの間、米軍機から3回に分けて兵士6人と物資2個が降下したほか、着水した兵士が待機していた米軍の船に引き上げられました。
これに先立ち、今月14日にも訓練が確認されています。
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