東京都心の7月の平均気温は28.7度、観測史上最高を記録
(last modified Wed, 02 Aug 2023 09:16:14 GMT )
8月 02, 2023 18:16 Asia/Tokyo

去る7月の東京や横浜、千葉の平均気温が統計を開始して以降、最も高かったことが明らかになりました。

日本の気象庁のまとめによりますと、東日本の先月1か月間の平均気温は、太平洋高気圧に覆われて晴れた日が多かったため、かなり高くなりました。 

その結果、7月の東京都心の平均気温は28.7度となり、平年と比較して3.0度高く、これまでで最も高かった2004年の28.5度を上回って、1875年に統計を開始して以降、7月の平均気温として最も高い記録を更新しました。

東日本ではこのほか、横浜市と千葉市で2.6度それぞれ平年を上回り、いずれも7月の観測史上最高を更新し、埼玉県熊谷市では平年を2.9度上回り、18年と並び7月の観測史上最高タイとなりました。

また、温暖化など経年変化を見るため大都市を除く全国15地点(千葉県銚子市、長野県飯田市など)のデータから算出する日本の「平均気温偏差」は7月、基準値を1.91度上回り、1898年の統計開始以降、7月では最高となっています。

ちなみに、これまでの最高は基準値を1.51度上回った1978年で、45年ぶりに記録を更新しました。

なお一方、8月1日火曜は関東各地で雷雨となりました。

これにより、都心では26日ぶりのまとまった雨で、午前中に33.2度まで上がった気温も午後は22〜23度台まで下がり、9日ぶりに猛暑日を逃れた形となっています。

 


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