Pars Today

アフガニスタンに駐在する日本の岡田隆大使が、同国タリバン政権のムッタキ外相と会談し、「世界は、気候変動、水資源管理、テロとの戦いなどの分野で、アフガニスタンと協力する用意がある」と述べました。

タスニーム通信によりますと、タリバン政権外務省の発表に基づけば、岡田大使はムッタキ外相との会談で、アフガニスタンとの関係拡大・強化に向けた日本の取り組みを強調し、国連安全保障理事会の第2回アフガニスタン関連会合に関する情報を示しながら、「我々は、次の会合で真剣に議論できるよう、アフガニスタン側の要望に耳を傾けたいと考えている」と述べました。

岡田大使はまた、「世界は、気候変動、水資源管理、文化遺産保護、テロとの戦い、保健衛生の分野で、アフガニスタンと協力する用意がある」としました。

これに対してムッタキ外相は、「タリバン政権は、安全保障、政治・経済関係の拡大、麻薬取り締まり、薬物中毒者の治療、保健衛生サービスの提供の分野を、大きく進歩させており、今なら（国際社会との）信頼を築く機会があると考えている」と述べました。

その上で、「これに加えて、麻薬との戦いや外国勢力のアフガニスタン領土侵略停止など、イスラム共同体間や国際社会の多くの問題も解決されている」と主張しました。

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