那覇でYナンバー乗用車同士が衝突　両者からアルコール検出

沖縄県那覇市で２４日、アメリカ軍関係者が使うＹナンバーの乗用車どうしが衝突し、アメリカ空軍の上等兵が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

NHKによりますと、２４日午前７時半ごろ、那覇市牧志の市道で駐車場から出てきた乗用車と別の乗用車が衝突する事故が起きましたが、このうち駐車場から出てきた乗用車を運転していた嘉手納基地に所属するアメリカ空軍の２１歳の上等兵から基準値のおよそ２倍のアルコールが検出されたため、警察は上等兵を酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。

上等兵は、調べに対し黙秘しているということです。

一方、捜査関係者によれば、この乗用車と衝突した別のＹナンバーの乗用車の運転手は当初、アルコール検査を拒否しましたが、その後、アメリカ憲兵隊が到着すると検査に応じ、基準値を超えるアルコールが検出されました。この運転手はアメリカ軍関係者で、警察によれば、腰の痛みを訴えてアメリカ軍の病院に搬送されたということです。

上等兵とアメリカ軍関係者の２人は、現場近くの店で一緒に酒を飲んでいたという目撃情報があることから、警察は現在、詳しいいきさつを調べています。

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