ニュース｜イラン大統領：「敵の目的はイスラム諸国の進歩の阻止」／占領地でイスラエル首相恩赦への抗議デモ

イラン大統領がトルコ外相との会談で、「イスラム教徒諸国民の共通の敵が圧力を強めようとしている今、イスラム諸国には互いに条件を整え、事態の複雑化を回避することが期待される」と語りました。

イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領は30日日曜夜、トルコのハカン・フィダン外相と会談し、両国関係の歴史・文化的、そして同胞としての背景に言及しました。また「両国関係は深くルーツを有し、真摯で、大きな発展の可能性を秘めている」とし、「イスラム諸国が統一された意志の枠組みの中で、団結、同調、そして経験の共有に基づいて行動するならば、いかなる勢力もイスラム諸国に問題を引き起こすことはできないだろう」と述べています。

【ParsTodayイラン国際】ペゼシュキヤーン大統領はイスラム諸国間の関係強化および戦略的同調の必要性を強調するとともに、「地域における現在の危機の一部は、一部の介入主義的勢力による陰謀と対立煽動の産物である」とし、「これらの潮流の思惑は、地域に誤った意図と政策を押し付け、イスラム諸国の発展と進歩の道筋に支障を生み出すことにある」とコメントしました。

シオニスト・メディア：「2年間の戦争でイスラエル軍は疲弊」

シオニスト政権イスラエルの新聞マアリブは「7つの戦線での2年2ヶ月にわたる激しい戦闘の末、イスラエル軍は疲弊し、将校らは疲弊し、兵士らは帰還を切望している。イスラエル軍は約1万2000人の人員不足に直面している」と報じました。

ベネズエラ大統領：「米国から自国のエネルギー資源を防衛」

南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は産油国へのメッセージにおいて同国に対する米国の行動を非難し、「我が国はエネルギー資源を守る」と述べた。また、カリブ海における米国の行動の目的が「ベネズエラの領土、国民、そして組織に対する致命的な軍事行動を通じ、同国の膨大な石油埋蔵量を支配すること」にあると語っています。

アルジェリア、アフリカにおける植民地主義者を犯罪者扱いするイニシアチブに着手

北アフリカ・アルジェリアは国際情勢を踏まえ、アフリカ諸国の高官の参加を得て、アフリカ大陸における植民地主義者を犯罪者として扱う新たなイニシアチブに着手しました。この報告によれば、アルジェリアは30日日曜と12月1日月曜の両日に「アフリカにおける植民地主義犯罪の調査」をテーマとする国際会議を主催することになっています。この会議には、アフリカ諸国の外務大臣らが出席します。この点について、アルジェリアのアハメド・アタフ外相は「アフリカの歴史的記憶から、植民地時代の犯罪が忘却されることはない」と強調しました。

占領地でイスラエル首相の恩赦に反対する抗議デモ実施

シオニスト政権イスラエル占領地テルアビブにあるヘルツォグ大統領の私邸前で、ネタニヤフ・イスラエル首相への恩赦に反対する人々が集結しデモを開催しました。デモ参加者らは「イスラエルを破壊した者に恩赦を与えるな」というスローガンを連呼しました。ネタニヤフ首相は6年以上も裁判が続く中で30日日曜、安全保障と政治的理由を主な理由として、ヘルツォグ・イスラエル大統領に自らの恩赦を正式に要請しました。しかし、反対派はこの問題をめぐりネタニヤフ首相に対して厳しい姿勢を示しています。

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